シンブル(指ぬき)
和裁で使う指ぬきは、リング形で右手中指の第一関節のあたりにはめて使いますが、キルテイングのときはすっぽりと指にかぶせる形のシンブルを使います。
表地・綿・裏地の三層になるべく垂直に針を刺していき、右手中指の先で針を押し、針を受ける左手の指で、針先を確かめながら縫い進めていきますので、指先を保護するために、シンブルは欠かせません。
シンブルの種類はいろいろ、用途に合わせて使います。
陶器のシンブル
シンブルは欧米では結婚のお守りや女性に幸せをもたらすアイテムとして、ペンダントトップや専用の袋に入れて身に付けることもあり、世界中に多くのコレクターがいるそうです。